表紙「養蜂家ヨシュコ」 イラスト「Simona Smanata」
「養蜂家ヨシュコ」は、2019 年に出版された絵本で、一人寂しく生活をしていたヨシュコが、ある時やってきたミツバチの大群がやってきて、ミツバチと一緒に生活を始めて、孤独で寂しかった暮らしが変わっていく様子が描かれている。作者のSimona Smanata は、100 年以上の歴史のある養蜂場を経営する家に生まれ、注目の若手イラストレーターであると同時に、養蜂家としても活動している。
Instagram : @simona.smatana.illustration
URL : www.simonasmatana.com
表紙題字:KUJIKA
2ページ目「パーマカルチャーの3 つの心がけと12 の考えかた」
意訳:ヒラタリコ 編集:ほりせいら
イラスト「川村若菜」
1月/2月 「パーマカルチャーと昆虫の魔法の世界」
コンポスト(家庭から出る生ゴミや落ち葉を土にいる微生物の力を借りて分解して土に還すこと)、種が運ばれる自然の仕組み等、緑豊かにする自然の大切さを描いた、本カレンダーオリジナルの作品です
イラスト「Maria Dek」
ポーランドを拠点とするイラストレーター。
ロンドンやワルシャワで学んだ後、文化や教育機関に依頼された絵本の挿絵をいくつか手がけて、ポーランドやイギリス、フランス等で出版されてます。明るくて楽しいイラストが特徴。自身もパーマカルチャーを実践する。
3月/4月「ささやく樹」drawn by デジャーデン ゆかり
memories of 由香理Desjardins由香理は日本を代表するレジェンドパーマカルチャリストだ!彼女はパーマカルチャーの広告塔として私たち日本人に留まらず、世界中にパーマカルチャーの素晴らしさを伝え続けた人生だった。
2009 年8月29日富士山麓にある富士エコパークでアフリカの子どもたちを救う為の支援チャリティ活動の一貫でアフリカンダンスを踊っている最中にじの橋を渡った……。彼女らしい最期だったと思う。
彼女は私の妹の様な存在と言うだけで無く私の命の恩人とも言える存在で、Desjardins 家の暮らしていたPermwoods やEudloでは家族ぐるみの生活をさせて頂いた。彼女が旅立った日、私は彼女の意思を継ぎ、彼女が大切にしていたこの言葉を引き継ごうと心に決めた。
mission 〜命に与えられた使命〜passion 〜それを成す為の情熱〜compassion 〜その結果、互いを想いやる心を育むこと〜
私には彼女程の力はないが、パーマカルチャーをライフワークとし、この言葉と生きて行こうと決めた。私の妹であり、パーマカルチャーの師でもある由香理Desjardins に今改めて会いたいと思う。
captain あ〜り〜/ありむら
captain「あ〜り〜/ありむら」
自然から学ぶ持続可能なライフスタイルを目指すpermaculture, sustainable life-style design office『jardin raphas』主宰。パーマカルチャーデザイナー、廃材アーティスト/廃材小屋ビルダー、軽トラキャンパービルダー、ワークショップインストラクター、SeaKayaker 海歩人(ウミアッチャー/沖縄の方言で「海を歩く人」)、防災士/ボラ中=ボランティア中毒
5月/6月「Frankie from a Compost Pile」
『コンポスト山から来たフランキー』の絵本のイラストで、堆肥の中で生きるミミズのフランキーの物語です。彼はアリやクモ、ハチを見て自分の役立たずさに悩みます。毎日トンネルを掘るだけの自分に疑問を持っています。この物語は環境へのメッセージを込めつつ、堆肥作りの楽しさを教え、ミミズが土壌を健康に保つ役割を理解させてくれます。
イラスト「Simona Stamana」
スロバキアのイラストレーター、著者、養蜂家。
イギリスとスコットランドで学んだ後、スロバキアに戻り書籍のイラストに専念。
デビュー作『ジョーイという名の養蜂家』と『コンポストの山から来たフランキー』は14カ国で出版されています。作品は国際的に展示され、2022年ゴールデンリボン賞や2020年スロバキアデザイン賞を受賞。『ホワイトレイヴンズ2021』にも優れた児童書として紹介されています。
7月/8月「ウマリン」
絵のタイトル、「ウマリン」とは海とマリンを合わせた造語です。海の中をテーマにいくつか描いたものの一つです。海の中もまた生命に満ちていて描きがいのある世界です。
イラスト「くぼやまさとる」
南伊豆にアトリエを構え、畑をしながら絵を制作中。
自家採取が好きで、インゲン豆は10年、丸オクラ20年、実とりエンドウも15年以上種を継いでいる。その他にも小豆、きゅうり、タカキビなど。自分が大きな数千年の農耕の歴史の一部であることを実感できるので好きです。
絵は水彩で、自然の持つ多様性を、ファンタジックに描くことをテーマとしている。2024年5月には拙書5冊目となる「ジマンネの木 ナルムの章」が子鹿社より上梓された。
9月/10月「フォレストガーデン」
食べられる森「フォレストガーデン」は、人間はもちろん、色々な生きものたちにとっての食べられる森にもなります。
昆虫が花の蜜を舐めにきたり、その色々な木の実を食べる鳥たちや獣たちが集まってきたり。
小さくはじめた森の営みは、周りの生態系にも、いのちが広がり、目に見えるいきものから、目に見えない生き物まで、様々な繋がっていく森になっていきます。「フォレストガーデン」は、自然のなかで生きものたちが最も豊かな状態である「若い森」をモデルに、暮らしのために必要な食べ物だけでなく、暮らしに利用できるようなさまざまな実りを、持続可能な方法で、より豊富に、収穫できるように、自然界の振る舞いにならい合わせたデザインされた森です。
イラスト「川村若菜(Wakana Kawamura)」
合同会社 Permaculture Design Lab 共同代表。パーマカルチャーデザイナー&イラストレーター。
静岡県浜松市在住。アメリカ西海岸留学中、造園学科でランドスケープデザインを学び始め、パーマカルチャーと出会う。
共著『みんなのちきゅうカタログ』。現在は浜松の都市郊外にあるフォレストガーデンや公共の場でのプロジェクトを中心に活動中。
2034年に向けて「日本中に1000のフォレストガーデンを広げる」ことを宣言し、仲間づくりを始める。
2025年春にはオンライン暮らしの植物図鑑「Yoroz」&フォレストガーデンをつくるためのオンラインスクール」を開校予定。
11月/12月「石徹白の田んぼ」
岐阜県郡上市石徹白の田んぼの風景を描きました。石徹白(いとしろ)は霊峰白山の南麓にあります。春に白山の雪解け水が田んぼに入り、お米の苗たちは微生物や生き物達、多様な植物と共に育ち収穫の時を迎えます。
収穫後の稲の一部は堆肥にしたり、暮らしの道具に変えます。そして籾は次の年の種として残していきます。
そんな人々の暮らしと共にある田んぼの循環。収穫の時は人間だけでなく生き物達も嬉しそう……石徹白の秋の祝祭の様子を作品として残しました。
イラスト「勅使河原香苗(Kanae Teshigahara)」
農家/画家/VIDA Garden主宰。
郡上市石徹白で絵を描きながら家族で田畑を耕し、「VIDA Garden(ヴィーダガーデン)」として、子どもたちや多様な人たちを迎え入れ、暮らしを育んでいます。
多様な子ども達が訪れ、自然や生き物達、地域の人々、文化、アートに触れて、もともと持っていたそれぞれの“生きる力”が輝きだす、そんな場所となるよう願って暮らしを営んでいます。
kanae-atelier.com
制作スタッフ
プロデュース:ヒラタリコ
パーマカルチャーデザイナー
(PDC '98年@Permaculture Institute)
カリフォルニア州認定カウンセラー
全ての命は等しく尊い という想いをむねに。
協力:平田智子(ひらた・ともこ)
表紙題字: KUJIKA
夫婦で旅したオーストラリア。海沿いの森のなかのオーガニックファームが日々の源泉。
いまは千葉南房総で、波に乗ったり、パンを焼いたり、野菜やみつばちを育てたりしています。
Instagram:@kujikatheoven
デザイン:
畑中 亨(はたなか・とおる)
田んぼとデザインときどきカレー。
ホームページ制作:
やましたみちお
ホームページをつくります。