表紙「9つ道具for permaculture gardening 」
パーマカルチャー菜園をする時に大切な9つ道具をそれぞれ惑星にして描きました。
まわりの星は土の中の微生物です。自然農の先生、中尾よしきさんとのコラボ作品です。
藤澤茉由
1994年生まれ 滋賀県在住。
菜園や造園、森づくりなど自然と関わる仕事をしながら、絵を描いています。グラフィックデザインも勉強中です。
https://r.goope.jp/fujisawa-mayu/
表紙題字:KUJIKA
1月/2月 「公共コンポスト」
サーキュラーエコノミー研究家の安居昭博とコンポストアドバイザーの鴨志田純が日本で進めている公共コンポストプロジェクトについてのイラストです。
廃校の利活用を促し、半径20km圏内の未利用資材を活用して堆肥をつくることで、地産地消地循の流れを地域で生み出します。
イラスト「名取 美樹」
グラフィックレコーダー。1998年長野県富士見町生まれ。
東洋大学国際観光学部在学。高校3年の秋にRebuilding Center Japanのメンバーに出会い、ものづくりと街づくりに魅了され、進路を語学系から都市計画に変更。
大学在学中にはアメリカ・ポートランドとデンマークの田舎町で住み込みをしながら「住みやすい街づくり」を現地で学ぶ。帰国後はファーマーズマーケットや制作会社にてインターンをしながらイベントキュレーターとして活動。
2020年コロナ禍にイベントは全て中止、大学もアルバイトもできなくなり、突然グラフィックレコーデイングを始める。現在は素人のグラフィックレコーダーとして活動中。
3月/4月「大地の星々」
春の大地 植物たちが軌道を描き 今日も輝いている
春分、フォレストガーデンの大地を眺めていると、いろんな草花が輝いていました。
お茶になったり、薬になったり、食べれたり。ヘビイチゴ、ボリジ、タンポポ、オオバコ、ヨモギ、カラスノエンドウ、オオイヌノフグリ、ヤエムグラ、スイバ、ハコベ、ホトケノザ、アメリカフウロなど。
そんな魅力的な野草を大地の星々と名付け、描きました。あなたの町の自然のパターン、ぜひ、お散歩しながら見つけてみてくださいね。
イラスト「川村 若菜」
イラストレーター&パーマカルチャーデザイナー。
大学卒業後、神戸で看護師として働き出すも、アメリカの音楽&アートに魅了され、2008年、アメリカ西海岸に単身飛び出す。
渡米後、気づけば植物のトリコになり、造園学科でデザインを学び始める。
植物学&デザインを学んでいる中、パーマカルチャーと出会う。2016年日本に帰国後、食べれる森づくりを日本中で行う「Permaculture Design Lab.」の一味となり、パーマカルチャーデザイナーとして活動しながら、「みんなのちきゅうカタログ」でイラストレーターデビュー。
現在、浜松にて食べられる森をつくるフォレストガーデンプロジェクトに関わっている。
5月/6月「commune246」
数年前に南青山commune246 の屋上ガーデンのビジョンの絵を描かせてもらいました。
お昼休みにガーデンに集まってきたのは周辺で働く人たち、植物の世話をすることを楽しみにしている人、のんびりくつろぐ人。いろんな食べられる植物を育てながら、人と人の繋がりも自然と育つ、そんな場所になれば良いなという想いで描きました。
イラスト「藤澤 茉由」
イラストレーター&パーマカルチャーデザイナー。
1994年生まれ 滋賀県在住。
菜園や造園、森づくりなど自然と関わる仕事をしながら、絵を描いています。
グラフィックデザインも勉強中です。
7月/8月「蔵の台所 〜土からきて土にかえる〜」
築100 年の蔵の1階を、台所として活用することにした。
土壁をそのままに、窓を少し増やそう。
土間は、そこで火を焚くことも、泥つき野菜の下ごしらえも、多少の水が跳ねることも許容してくれるからそのままで。
外と内の境があいまいなアジアの農村の簡素な台所がモデル。
ひと昔前の日本の台所ともいえる。
蔵にあったかつての道具は菜園にも活用する。
見えるサイズで循環する暮らしを営んでいたい、と思う。
イラスト「YOSHIVEGGIE(ヨシベジ)今里 佳子」
植物料理研究家。キッチン・パーマカルチャリスト。長崎出身。
植物の恵み×インドのオーガニックスパイス×日本の発酵を融合させた料理の提案を行う。
2017年、埼玉県秩父の山里に暮らしの場を移し、畑を耕しながら古民家カフェ「なないろごはん」を営む。
9月/10月「ブシ・ハーブスパイラル(ガーデン)&ホット・ハニービーハイブ」
埼玉県入間市仏子にあるハーブスパイラル。
上部にはより乾燥するように火山岩を使用し、中・下部には庭石を再利用。大きな庭石は隣接する畑に行く為のステップの役割もあります。
ホット・ビーハイブは、冬場に蜜蜂の巣箱を温めるのに、横に小さな温室を設置。
温室には越冬する鉢上げしたハーブと植木を収納。春に植え替えます。
ハーブのローズマリーやタイム等は蜜源にもなります。
NZ・RVF の故ジョー・ポラッシャーさんのChicken-heated Greenhouseを参考に考えました。
イラスト「宮下 正義」
埼玉県在住 鍼灸・マッサージ師&ハーブ研究家
2001年NZ・OTAMATEA ECO-VILLAGEのPCDコース修了。
富士山の麓の施設や東京の屋上菜園でパーマカルチャーや養蜂を実践。
2020年アース治療院を東京都千代田区より埼玉県入間市に移転・開業する。
地元のマーケットやフリマにも出店。
モーリス・メッセゲのハーブ療法を参考にハーブを栽培する。
東京で日本蜜蜂、埼玉で西洋蜜蜂の飼育する。
トランジション・タウンや座禅、木工に関心あり。
お仲間募集中!主著『ツボdeセルフケア』ほんの木刊、共著『2100年未来の街への旅』学研刊
11月/12月「SMALL SCALE INTENSIVE SYSTEMS」
小さなスペースでも仲良しの野菜や植物を植えてあげると、実に多種多様な野菜や植物が生きる密度の濃いスペースになります。
自分のライフスタイルに合わせて、手の届く範囲で、しっかりとお世話をしてあげられるスペースをデザインしましょう。
都市に住んでいても、プランターなどを利用して食べ物を育てることは可能です。自分で育てた野菜は格別の美味しさです。
イラスト「kicodesign 田内 亜紀子」
1999年日本大学芸術学部卒業後、広告制作会社に勤務。
2006年から1年間ニュージーランドで自然と共生する暮らしをしながらパーマカルチャーを学ぶ。
同年Rainbow Valley FarmにてPermaculture Design Course 修了。
帰国後、フリーランスのグラフィックデザイナーとしてkicodesignを開始し、現在は京都を拠点に、フリーランスのデザイン事務所として地域に根ざした活動をしている。
ナチュラルで暖かみのあるデザインを得意とし、パンフレットやフライヤー、ウェブサイトなど幅広い媒体でデザインを提供している。
制作スタッフ
プロデュース:平田理子(ひらた・りこ)
“全ての命は等しく尊い”という思いを胸に、
パーマカルチャーリストネットワークの主宰及び非暴力教育に携わる
(カリフォルニア州認定カウンセラー)
表紙題字
http://kujika.jp
デザイン:畑中 亨(はたなか・とおる)
農家/グラフィックデザイナー
千葉県鴨川市の棚田で稲と野菜を育てる。カレー好き。
http://www.so-kurashi.com/
WEB:やましたみちお